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白戸川 / メルガ股沢経由) 丸山岳 (1)


4年前に、会津朝日岳山頂から 丸山岳(まるやまだけ、1,820m)の どっしりとした
山容を見た時、「 あの山に登りたい! どうしても登りたい!」と思ってしまった。

この山(の頂)は、S26年に小滝氏が山渓で「山上の楽園」と詩的に表現してから、
「山上の楽園」「天上の楽園」という形容が用いられる事が多くなった。実際、
(小滝氏の登った高難度の)西ノ沢等を登れば、そんな感慨を持つだろうと思われる。

★★
▲▲△
奥只見湖、
 全3日、
8/9~11、晴
奥会津の盟主。
沢をつめると、
天上の楽園が・・・。
道路地図(マピオン)
1/2.5万 地図:会津朝日岳
高幽山
ルート


私は、“初日未明に奥只見湖から歩行開始、白戸川/メルガ股沢を経由して、
一気に山頂まで登り 幕営。翌日下山。予備日は1日。”の計画を立てていた。


H20.08.09(〜.11)。 とうとう、その日が来た! 

私の予定していた3日間の天気予報は、
「晴れ時々曇り以上で、夕方に1mmぐらいの雨が降るかもしれない。」
であった。ベストではないが・・・、まぁ、O.K.でしょう。

決行しよう!

(8/09)(晴)
8月9日未明、(2年前予備調査した)ゲート近くの駐車場に駐車した。
ヘッドライトを着け準備開始。a.m.4:18 歩行開始。(c.f. 日の出は 4:49、日の入りは 18:39。)

ゲートを乗り越え、ゲート内側の林道に入る。2年前の推定では、電源開発社(現在は“流木○×センター”)の建物のすぐ下のゴミ置き場の様な所(除雪した雪の置き場か?砕石様の物の小山になっている)に、近道が有るはずだ。確認すると、確かに道らしきものが有った。しかし、両側から葦系の背の高い草が被いかぶさり、朝露でビッショりだった。「朝からビショ濡れはイヤだな〜。30分ぐらいのロスになるかも知れないが・・・、林道を下りようっと。」(合羽を着れば良いのだが・・・)

林道を道なりに進み、南沢(の橋)を渡り15分ほどで 仕入沢の入り口になる。
袖沢を渉る前に、沢靴に履き替え、「ほな、行きまっせ〜!」

 2年前に予備調査した仕入沢の状況は、こちら

仕入沢は、2年前と比べ、滝の形は若干ずつ変わっていた。
右壁に中央に割れ目のある岩が有った滝は、その右半の岩が崩れ、登り易くなっていた。流木のあった滝は、流木が無くなり登りずらくなっていたが、大水の時だけ水が流れる所が、良い巻き道になっていた。(写真撮影しなかった)複雑階段状の滝は、上の方の段が削られ、以前よりは やや怖い感じになっていた。折り返した所の段状の連瀑は、上が削られ、前より威圧感がなくなっていた。

まっ、しかし、素人では登れない様な滝は 無い。


前回折り返した所を過ぎると、沢幅は少しずつ狭くなる。滝らしい滝は無いが、ミニゴルジュ風〜トイ状の急な沢だ。

やがて、眼前に、高さ 5m(下の流木の段を入れると8m)・水流の幅は10〜20cmの細い直漠が現れる。細長く滝らしい滝はここだけなので、見ればすぐ解る。滝が良く見えるあたり(滝の6m手前)の右手に、細い小尾根(滝に削られた残り?)と そこに残置された6mm程の麻ロープがある。ここだ。ここが尾根取り付き点だ。

新しい赤布もあり、また踏跡も強い。それらを頼りに登り続けると尾根に出る。袖沢乗越よりは少し右である。尾根を左に少し(30m?)下ると、
 (←)袖沢乗越(鞍部)だ。

 某HPには、「ランタン・○山岳会・・・の赤布が・・」
 とあったが、現在それは無かった。その代わり、
 新しい赤(ピンク)布が、安心できる間隔で有った。

 とりあえず、糖分補給の休憩にしよう。

 あとは、右手の谷を下りるだけだ。踏跡は右岸に
 ついているが、別にどこを下りても良い。この谷を
 下れば、やがて目的の小沢が現れる。
小沢は、すぐに 左からの小沢と合流する(左の方が水量が多い)が、かまわず そのまま下る。

小沢が白戸川・メルガ股沢と出合う所は、5m程の滝になっている。某レポに有ったように、滝上左岸にテント1張分のスペースがあり、ブルーシートがあった。
滝は、右岸に適度な凹凸があり、問題なく下れる。

合流点の小沢5m滝を、メルガ股沢側
より見る(→)。特徴的な形で(帰りも)
解り易いだろう。

下りた所のメルガ股沢は、幅3〜4m
のゴルジュ風の所であった。

ゴルジュ風と言っても、どちらかの
岸は浅瀬や水際のバンドがあり、遡上は容易であった。





(↓)下りた所で、上流を見る。
 
 同じく
 下流
 (→)。

ずっとゴルジュ風かと思ったら、川幅のある小石の河原になったりもする。

 が、徐々に、渓流風にはなってきた(←)。


メルガ股沢に下りてから約1時間程で、

 三角点沢(左)出合になった。狭いY字型の
 合流だ。水量比は 1:3ぐらい。

 両沢の間の所が幕営地なのだろうか?
 背の高い草が倒されている。
 しかし、水面とあまり差がない高さだ・・・。

 三角点沢の手前側も、少し木の枝を切る
 (折る)と幕営可能だ。
他にも、右岸に1張分の幕営適地の高台(高さ1m)があったが、三角点沢の上下どちらかだかは忘れた。

 三角点沢出合の上も、平凡な流れ
 だった。

 (←) やがて、谷間の向こうに稜線
 らしきもの(写真最奥)が見えてきた。
 まだまだ遠いな〜・・・。

 中央右の尾根が、平沢とメルガ股
 沢を分ける尾根だろう。

それにしても、平凡な沢だ。ず〜と このままだったら、この沢の評価は低いぞ。
 三角点沢出合から1時間
 程で、平沢(左)出合になっ
 た。

 幕営適地って、平沢手前
 の石の河原の事だろうか
 ?両沢の間は1〜2年生
 の草(ノリウツギ?)が生えて
 いるが、踏み倒せば2〜3
 張は幕営できそうだ。

時に11:37、河原に腰掛け昼食休憩にしよう。沢水を注ぎ足したペットボトルに粉末のアクエリアスを溶き、電解質も補充してと・・・。それにしても・・誰にも会わなかったな〜・・・。初体験コースだから、少し疲れたな〜・・・。

 あ〜っ!休み過ぎてしまったかも。 12:17歩行再開。



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